初めまして、まきまきと申します。
シーズン20お疲れ様でした。
目標としていた最終2桁を達成しましたので、初めて構築記事を書くことにしました。
拙い記事かと思いますが、是非ともご覧ください!
並びは↓です。
【構築経緯】
シーズン18,19を通して、ミライドンや黒バド等の特殊禁伝の対策に課題を感じた。しかし、彼らを幅広く受ける事が出来る一般枠がおらず、「特殊禁伝は同じ禁伝で対策する」を念頭に軸を探した。
聖炎や再生力によるサイクル適性の高さ、圧倒的な特防+チョッキによる特殊アタッカーへの対面性能に魅力を感じ、チョッキホウオウを軸とした。
対物理への引き先として、物理禁伝にも受け出すことができる残飯ヘイラッシャ、後投げから相手の盤面を荒らせるレッカキラフロルを採用。
鉢巻カイリューや根性ガチグマといった崩し枠の一貫を切り、かつ終盤のスイーパーとしての一翼を担う襷ハバタクカミを採用した。
ルギアやムゲンダイナ、ディンルー等の高耐久への崩しや、高火力先制技による上からの制圧を役割とする鉢巻パオジアンを採用。
最後に、ホウオウでは歯が立たないキョジオーンとグライオンに対する抵抗枠として隠密キョジオーンを採用し、構築が完成した。
【個体紹介】
ホウオウ@突撃チョッキ 再生力
テラスタイプ:草
意地っ張り
213(252)−198(236)−110−☓−174−113(20)
本構築の過労死枠
対特殊性能が非常に高く、サイコショック持ちの黒バドや、高耐久積みポケモン以外には殆ど負けなかった。特化珠ガチグマのノマテラブラッドムーン+ハイボですら概ね耐えられる異常耐久の持ち主。
対特殊を一任しているが故にどうしても被ダメージが重なり業務過多となりがち。本構築はホウオウの体力管理が最も重要であるため、燃やせば勝てる対面であっても無理に突っ張らず、余裕を持って裏引きするプレイングを心がけた。
テラスタイプは、宿り木や胞子の一貫を切りつつミライドンに有利を取れる草を採用。初手ミライドン対面、殆どの確率で相手は対面操作技を打ってくる。テラスを切りつつ裏に刺さる技を選択してアドを取ることを意識した。
選出率は1位。ほぼ100%選出した。
ヘイラッシャ@残飯 天然
テラスタイプ:フェアリー
腕白
257(252)−120−183(252)−☓−86(4)−55
ウェーブタックル 地割れ 欠伸 守る
レギュGの出世頭
バグレベルの種族値と特性により、コライドンやザシアン、白バド等の物理禁伝に役割を持つ。最早語るまでもないポケモン。
序盤中盤はそのスペックを以て大暴れしてくれたが、終盤は電気テラバによる崩しや、身代わりと積み技で起点としてくるポケモンが増え、選出率はかなり落ちた。
テラスタイプは格闘やドラゴンに耐性を持つフェアリーを採用。
選出率は4位。
キラフロル@レッドカード 毒化粧
テラスタイプ:草
図太い
189(244)−☓−156(252)−151(4)−102(4)−107(4)
キラースピン パワージェム ステルスロック こらえる
特性バグポケモン
初手に出るパオジアン等の物理アタッカーに後出しをすることで、流しと毒びし撒き(出来ればステロも)を強引に行い、サイクルを有利に進める役割を持つ。
キラースピンは展開的にホウオウでテラスが切れず、ステロを撒かれた際に役立った。こらえるは毒ダメージの蓄積とレッドカードによる強引な流し用。相手の積みエースの攻撃に合わせることで切り返せた試合も少なからずあった。
テラスタイプは相性補完の草で採用。
選出率は2位。選出画面にいるだけで初手に特殊ポケモンを呼ぶので、ホウオウが刺さった。
ハバタクカミ@襷 古代活性
131(4)−☓−75−187(252)−155−205(252)
テラスタイプ:ステラ
臆病
ムーンフォース 祟り目 テラバースト 電磁波
スイーパー兼ストッパー
あらゆるポケモンの一貫を切れる優秀すぎるポケモン。毒びしや聖炎で削れた相手に対して、襷の行動保障と広い技範囲を以て終盤に制圧する役割を持つ。
電磁波は黒バドやコライドン等の積みエースに有効だった。素早さを下げつつ相手を削ることで裏の圏内に入れる等、ストッパーとしての役割も持つことができる。麻痺による上振れもあり、間違いなくぶっ壊れポケモンであった。
テラスタイプはステラを採用。このポケモン自体が相手にテラスを切らせる強制力があるため、
①テラスを切らせる
②襷で耐えて電磁波or攻撃
③テラバーストで削る
上記により対処が困難なポケモンを何度も止めてくれた。
選出率は3位 ホウオウに次いで活躍してくれた。
パオジアン@鉢巻 災いの剣
テラスタイプ:氷
意地っ張り
155−189(252)−101(4)−☓−85−187(252)
氷柱落とし 氷の礫 サイコファング 聖なる剣
火力ヤバすぎポケモン
高耐久ポケモンへの崩しと、ここまで先制技持ちのポケモンがいなかったため採用。鉢巻パオジアンは過去にも使用していたが、相変わらず火力が優れていた。
サイコショックを持つ黒バドにはホウオウでも対面勝つことができず、そのまま3タテされることも多かったが、先制技により削り切ることができた。
テラスタイプは氷を採用。テラス礫は無振りハバタクカミは余裕の確一。無振り黒バドにも7割程入る。終盤のスイーパーとして申し分ない火力を誇った。
選出率は5位。終盤はルギアが流行していたため、選出機会は増えた。
キョジオーン@隠密マント 清めの塩
テラスタイプ:ゴースト
腕白
207(252)-121(4)-194(212)-☓−111(4)-60(36)
※調整はりんたろう様の記事を参考https://note.com/rintarobvb716/n/n28829703a827
塩漬け 自己再生 身代わり のろい
ホウオウ軸の天敵であるキョジオーンとグライオンへの対策枠として採用。
残飯では無いためダメージ管理は難しかったが、役割を絞ったことにより場持ちは悪くなかった。
選出率は6位。出した試合はしっかり活躍してくれた。
基本選出
黒バド
ホウオウ+物理受け1体+ハバカミorパオジアン
初手にハバカミから荒らしてきそうな展開型に対してはパオジアンを、オーロンゲに対してはハバタクカミ+キラフロルで展開阻害することが多かった。
勝率はそこそこ。不利ではなかった。
ミライドン
ホウオウ+物理受け2体or物理受け1体+ハバカミ
地面枠をあえて入れず初手にミライドンを誘う構築のため、初手ホウオウは確定。
取り巻きのウーラオス+パオジアンがヤバく、こちらの選出も噛み合わせる必要がある。
勝率はそこそこ。微有利ではあったと思うが、イージーウィンを取られることも多々あった。
コライドン
ホウオウ+物理受け2体or物理受け1体+ハバカミ
グライオンがいる場合は絶対に選出されたため、キョジの選出率は高かった。グライオンがいない場合はラッシャ、フロル、ハバカミのうち2体を選出。ホウオウは相手のハバカミ対策として必須であった。
一般枠で対策を固めたため、勝率は最も高かった。
ザシアン
ホウオウ+ラッシャ@1
取り巻きの鉢巻カイリュー対策として、@1の枠はハバカミの選出が多めだった。
電気テラバのザシアンにはかなり不利。初手出しされるザシアンは殆どが電気テラバであったため、ホウオウで無理矢理テラスを切り、聖炎でやけど狙いのヤンキープレイをしていた。
勝率はザシアンのテラスタイプに直結する。電気の場合は不利。電気以外には殆ど勝った。
テラパゴス
ホウオウ+フロル@1
メテオビーム以外のテラパゴスにはホウオウが有利...と思いきやメガネ特化テラクラスターでほぼ確定3発取られているので無理はできない。
展開型の場合はホウオウでテラスを切らず、フロルで展開阻害を図る。ステロさえ除去できれば最後にホウオウで押し勝てる可能性が高い。
勝率はそこそこ。
ムゲンダイナ
ホウオウ+パオジアン@1
ダイナが拘りアタッカーであればホウオウで対面勝てるが、毒毒やコスモパワー持ちの場合はかなり厳しい。パオジアンで崩す以外の勝ち筋が無くなる。
勝率は全伝説の中で最も低い。当たらないことを祈るしかない。
ルギア
ホウオウ+パオジアン@1
終盤に増えたが、パオジアンでテラスを強制させ、ホウオウで対面勝つ以外の対策が思い浮かばなかった。毒テラスであれば聖炎で焼いた後に地震連打で対面勝てる寄りでは有る。
勝率は普通。上位のルギア使いのプレイングが極まっていた。
重いポケモン
挑発グライオン
本構築では切っていた。前期最終1位が挑発非採用であり、環境から減っているように感じた。
鉢巻ウーラオス
初手ホウオウと対面したときは正に不毛。裏を考えるとテラスを切らざるを得ないが、とんぼを合わされると一気に崩壊する。ラッシャもインファで無理矢理突破してくるので苦労した。
電気テラバ持ち各位
フロルで誤魔化していたが、やはり押し切られる展開が多かった。
メテオビーム持ち各位
初手の不自然なフロル出し以外は切っていた。ホウオウがワンパンされた瞬間に負け確。
結果
TN みく 最終順位78位
最後に
自身初の伝説環境に慣れない部分もありましたが、個人的に好きなホウオウを使って最終2桁を達成することができ、非常に嬉しいです!
前期のホウオウの採用率は低かったですが、あの種族値と覚える技からしてもかなり強い部類かと思うので、皆様もぜひご使用ください!
S21は50位以内を目標に頑張ります!